武蔵大学 「カフェテリア武蔵」

武蔵大学 カフェテリア武蔵

https://www.musashi.ac.jp/

東京・練馬区に緑豊かなキャンパスを構える武蔵大学。その敷地内に、2025年、新しく学生食堂「Musashi Dining」がオープンしました。設計は隈研吾氏、運営は上野精養軒。木のぬくもりに包まれた心地よい空間で、学びと交流を楽しめる場所です。

その一角に誕生したのが、こだわりのパンと淹れたてのコーヒーを提供する「カフェテリア武蔵」。今回、運営を担当される武蔵エンタープライズの原田様に、「Schaerer Coffee Soul 」導入の背景や利用者の声について伺いました。

大切にしたこと

2号館の竣工にともない誕生した学生食堂「Musashi Dining」。その中で「カフェテリア武蔵」新設にあたり、重視されたポイントについて教えてください。

「カフェテリア武蔵」で最も重視したのは、利益優先ではなく、学生や教職員が日常的に良質な時間を過ごせる場をつくることでした。

当初は外部コーヒーショップの導入も検討しましたが、本学は小規模大学で授業日数も年間約3分の2と限られており、採算性の面から難しい状況でした。自販機の案もありましたが、それでは目指す「高品質なコーヒーと落ち着いた空間」を提供できないと判断しました。

Musashi Diningは1・2階で550席あり、昼食時間以外にも学生が集まる場所です。そこで、地元ベーカリー2社が日替わりで出店するパンと本格的なコーヒーを楽しめる「カフェテリア武蔵」というコンセプトを決定しました。さらに、完全キャッシュレス・無人運営により、人件費を抑え、学内向けに手の届きやすい価格を実現しました。

導入の経緯

リニューアルを機に「Schaerer Coffee Soul 10」を採用いただきました。導入の経緯や決め手になったポイントを伺えますか。

採用した理由は、操作性・品質・運用のしやすさです。

手ごろな価格でおいしいコーヒーの提供を模索する中、インターネット検索でWMFの業務用コーヒーマシンに興味を持ちました。百貨店等で家庭用品を見ていたことも安心感につながり、SEB Professionalに連絡を取りました。

すぐに築地のショールームで、担当Hさんが丁寧に説明・試飲を案内してくれました。大変親身な対応と、こちらの疑問にも一つひとつ分かりやすく答えてくださったことが印象的でした。  

利用環境から勧めてくれたのが「Schaerer Coffee Soul 10」でした。実際に触れてみると、タッチスクリーンの操作性が良く、学生でも安心して使えること、清掃が簡単で日常運用が可能なことを確認できました。

さらに、3基のホッパーが搭載されている点についても、Hさんから丁寧に活用イメージを説明され、オリジナルの「武蔵ブレンド」やシングルオリジンの提供が具体的にイメージできたのも決め手でした。 

現場・お客様の声

運営スタッフの皆様やお客様からの、反応・お声について教えてください。

オープン時は「武蔵ブレンド」「マンデリン」の2種類の豆で、コーヒー・カフェラテ・アイスコーヒー・アイスカフェラテの4メニューを提供。学生はもちろん教職員からも高評価をいただきました。保護者会では約400杯を提供し、学内会議でのデリバリーにも対応しています。

当初は「学生がどれだけコーヒーを飲むだろう?」という不安もありましたが、連日リピーターが続出。「紅茶派だったがコーヒーに目覚めた」「コンビニのコーヒーに戻れない」など、嬉しい声も寄せられています。販売数は想定以上で、設備投資の早期回収も見込める状況です。

現在は「武蔵ブレンド」に加え、季節限定「クリスマススペシャルブレンド」を提供し、季節感のあるラインナップへと広げています。店内にはチャリティーピンバッジコーナーを設けるなど、空間に変化を加えています。
 
ほんの小さな一角ですが、コーヒーを楽しみに足を運んでくださる学生・教職員の皆様に喜んでいただく場になることを願っております。 

今後の展望

試していきたい新しいお取り組みなどについてお聞かせください。

マシン操作にも十分慣れて運用が安定したら、未使用のホッパーを活用し、抹茶系ドリンクなど新カテゴリーへの挑戦予定です。コーヒー以外の選択肢が増えることで、さらに多くの学生・教職員の皆様に楽しんでいただける空間にできたら。 

さらに、人気の「武蔵ブレンド」をドリップバッグ化し、学校公式のお土産として商品化する構想もあります。学内ブランドとして育てていくことで、卒業生や来校者にとって記念となる新たなアイテムへと広がる可能性を感じています。 

Schaerer Coffee Soul」を導入したことで、学生や教職員とのコミュニケーションが増え、学外関係者との協働も生まれ、多方面で「人の輪の広がり」を実感しています。今後もこうしたつながりを大切にしながら、コーヒーを中心とした新しい学内文化を育てていきたいと考えています。

コーヒーが、人々の温かなつながりのきっかけに。「カフェテリア武蔵」から、新世代のコーヒーラバーが数多く誕生していくことでしょう!